岸孝志さん(DREADNOTE)
2009年7月5日、アルテピアッツァ美唄で開催される中西圭三「美しい唄」コンサート。「いつか美唄で唄いたい」という中西さんの思いに共鳴し、その実現に向けて惜しみなく情熱を注ぐ美唄在住のミュージシャンDREADNOTE岸 孝志さんにお話をうかがいました。
美唄に生まれ育ち、今も美唄を拠点に音楽活動を続ける岸さんはアコースティックギターの2人組ユニット『DREADNOTE(ドレッドノート)』のメンバー。 これまで数々のバンドコンテストで入賞し、テレビやラジオにも出演経験を持つ。 そんな岸さんが4年越しであたためていた夢が、2009年7月5日に実現する。それは、中西圭三「美しい唄」コンサートの開催。
「圭三が美唄で唄いたいって言ってるんだ」。 2005年、ミュージシャンの池田聡さんがパーソナリティを務めるラジオ番組に岸さんが出演したとき、教えてもらったこの言葉が始まりだった。 池田さんと中西さんは大学の先輩後輩という旧知の中。それからすぐに岸さんは中西さんとの対面を果たし、気になる発言の真意を聞いた。
「“美しい唄”と書いて美唄。 その名前にひかれてアルテピアッツァ美唄に立ち寄った圭三さんが、『ここで唄いたい』とひと目ぼれされたそうなんです。
それを聞いて嬉しくてなり、なんとか実現させたかった」と振り返る岸さん。
美唄に魅了された2人のミュージシャンの交流が始まった。 しかし、そこには大きな壁が立ちふさがっていた。
「一流アーティストが地方に来るのは全国ツアーのときだけ。 しかも美唄のような田舎に呼ぶことはほぼ不可能でした」。 そのまま時は流れ、岸さんは体調不良から自らの音楽活動も一時休止する。 活動再開を決めた昨年秋、「やり残したことがある」そう思った岸さんは中西さんに直接メールを送った。 「美唄でコンサートを開きませんか?」当たって砕けるつもりで送ったそのメールに、中西さんからの返信は「ぜひやろう」のひと言。 岸さんは奮い立った。
それからはただひた走る毎日に突入。 スポンサー探しに始まり、PR活動やチケットの販路確保、東京にいる中西さんと連絡を密にしながら、コンサート成功に向けて惜しみなく時間と労力を注いだ。 そしてついに7月5日、2人のミュージシャンの想いが美唄の地で結実することとなった。 岸さんは「美しい唄」コンサートでオープニングアクトの大役を任された。 中西圭三さんと同じステージに立ち、美唄への思いを唄う。
生まれ育った美唄でこそ、自分らしい音楽を発信できる
学生時代の後輩・野澤尚生さんと始めたDREADNOTEは、今年で活動10周年を迎える。 その節目の年に4枚目のインディーズCDをリリース。 初のフルアルバムとなる『Songs for you』は、デビュー曲『センチメンタル』を再収録するなど集大成の1枚となった。
根っからの美唄人である岸さんが音楽と出合ったのは小学校4年生のとき。 ビートルズが主演のアニメーションを見て、「自分もギターを弾きたい」と好奇心が騒いだ。 岸少年はお年玉を握りしめ、市内の古道具店へ。 3000円で大人用の中古ギターを購入し、見様見真似で弾き方を覚えた。 以来、美唄で音楽センスを磨き、1999(平成11)年にはテレビのオーディション番組でグランドチャンピオンに輝いた。 「美唄から来たというとみんな驚きました」と岸さん。 精力的な活動の背景には「美唄在住でもここまでやれるんだという意地もある」という。
相棒の野澤さんは新十津川町在住。 2人は空知管内で開催されるイベントにゲスト出演することも多い。 「都会でなくても音楽はできる。 生まれ育った美唄にいるからこそ、自分らしい音楽をつくることができます」。
美唄で養われた感性でMade in 美唄の音楽を作る岸さんは、愛するこの土地で信じた道を突き進む。
岸孝志(DREADNOTE)
1977年生まれ。 1999年、学生時代の後輩で新十津川町在住の野澤尚生さんとアコースティックギターユニット『DREADNOTE』を結成。2009年7月5日(中西さんコンサート当日!)、初のフルアルバム『Songs for you』をリリース。
URL http://web.me.com/takashiom18/ACOUSTIC_VOICE/ACOUSTIC_VOICE.html
中西圭三「美しい唄」コンサート特設ブログ
URL http://pub.ne.jp/dread812/
投稿者:PiPa運営事務局1(2009-07-03)


