宮島沼
夜明け前、凛とした空気がざわざわと揺れ始める。東の空が白みかけると、一斉に数万羽のマガンが飛び立ち、空に無数の点となって現れる様はまるで影絵を見ているかのようだ。
この瞬間、水辺で見つめる人々は息を飲む。渡りの途中で寄留するマガンが目を覚まし、食糧を求めて周辺の田んぼに出かける時間だ。マガンたちは落ちもみで空腹を満たすと、夕刻にはまた一斉に、ねぐらとする沼へ戻って羽根を休める。
こうしたダイナミックな自然の風景が多くの人を魅了する舞台となっているのは、美唄市の西端に位置する面積約41haの宮島沼だ。マガンは春と秋の年2回、ロシア極東から日本の宮城県を旅する渡り鳥。
夏は天敵が少なく食糧の豊富なロシアの湿原で繁殖し、子育てをする。ヒナが体力をつける秋になると南下を始め、宮城県で冬を越す。ロシア極東から宮城県までの4000kmにも及ぶ長い旅の途中、繁殖期や厳しい冬に備え、つかの間の休息を取る大切な場所が、宮島沼なのだ。
特集につづく
この瞬間、水辺で見つめる人々は息を飲む。渡りの途中で寄留するマガンが目を覚まし、食糧を求めて周辺の田んぼに出かける時間だ。マガンたちは落ちもみで空腹を満たすと、夕刻にはまた一斉に、ねぐらとする沼へ戻って羽根を休める。
こうしたダイナミックな自然の風景が多くの人を魅了する舞台となっているのは、美唄市の西端に位置する面積約41haの宮島沼だ。マガンは春と秋の年2回、ロシア極東から日本の宮城県を旅する渡り鳥。
夏は天敵が少なく食糧の豊富なロシアの湿原で繁殖し、子育てをする。ヒナが体力をつける秋になると南下を始め、宮城県で冬を越す。ロシア極東から宮城県までの4000kmにも及ぶ長い旅の途中、繁殖期や厳しい冬に備え、つかの間の休息を取る大切な場所が、宮島沼なのだ。
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